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調布市,仙川,皮膚科,アトピー,漢方治療,小児皮膚科,レーザー治療,【仙川皮フ科クリニック】

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小児アトピー性皮膚炎の漢方治療

小児アトピー性皮膚炎の漢方治療

■標治療と本治療の割合

(1)乳幼児は本治療
(2)小児は標治療1/3、本治療2/3

まず標証の治療(標治療)を行いますが、部位による変化、季節による変化が各個人それぞれに見られるので、処方はそれに従って様々変法していきます。標証が軽快後は、その症状をもたらしたと思われる体質的な虚弱を補うこと(本治療)が必要となります。実際にはこれを治療していかないと、一時的にきれいになってもまた悪くなってしまうということです。それには、補気、補血、滋陰剤を中心にして体質を強くしていこうというのが根本的なアトピー性皮膚炎の治療です。

■発症部位と症状・体質別漢方エキス処方例

部位 漢方エキス剤
顔面頭部   ◆湿潤
治頭瘡一方、黄連解毒湯
体幹四肢 ◆湿潤・紅斑
黄耆建中湯、桂枝加黄耆湯、消風散、黄連解毒湯
◆乾燥・苔癬化
四物湯、補中益気湯、柴胡清肝湯、六味丸、当帰飲子
その他 ◆虚弱体質
小建中湯、黄耆建中湯、補中益気湯
◆ストレス体質
抑肝散、抑肝散加陳皮半夏、甘麦大棗湯


■幼児・小児の漢方薬の飲ませ方
最近の幼児・小児は西洋薬ではドライシロップなどのオレンジやパインなどのフルーツの味に慣れているため、独特の味のする漢方エキス製剤に対しては、やはり飲むのには抵抗があるようです。しかし、味にはそれなりの理由もあり、工夫次第では飲めるようになります。

1   味覚を鈍麻させるために、ココア、リンゴジュース、カルピスなどに溶かしたり、ヨーグルトと一緒に服用したりするのも1つの方法です。しかし、蜂蜜に混ぜて服用する場合には1歳未満の乳幼児は避けて下さい。1歳未満の乳幼児に蜂蜜を食べさせるのは、乳児ボツリヌス症発症の危険性があるので、控えることになっています。
2 薬剤を少量のお湯に溶かし冷却後、冷凍庫内でシャーベット状にして与えてもよいと思います。さらに、ストローを使うと舌に直接触れる量がすくなくなります。
3 経腸栄養剤・流動食に付随しているフレーバーを利用するのも1つの方法です。現在ではいろいろな味覚のフレーバーがあるので、小児が好むものを利用して下さい。
4 母親が同じ漢方エキス剤を同時に飲んだり、乳幼児が飲めたら、両親がおおげさにほめてあげて下さい。


■お母さんから聞いた具体例として

1   パンに塗るチョコレートクリームをプリンに付いてくる小さなスプーンに一杯とり、エキス剤とよく混ぜて、そのまま同じスプーンで子どもの口に入れてあげる。
2 さらに混ぜた後、冷蔵庫に入れてトリュフチョコのように固めるという上級テクニックもあります。
3 市販のミニシュークリームの上半分を開け、中のクリームと少量のエキス剤を混ぜます。そして元通り蓋を戻して、何事もなかったかのように子どもの口の中に入れてあげる。
4 マヨネーズが好きなマヨラーのお子さんにはマヨネーズに、納豆好きならひき割り納豆に混ぜると飲んでくれたという場合もあるといいます。

2016-01-20 23:15:09

皮膚科漢方治療