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皮膚そう痒症と乾燥肌の漢方治療

皮膚そう痒症と乾燥肌の漢方治療

■皮膚そう痒症と乾燥肌
皮膚に痒みがあるが、発疹を認めない状態をいいます。しかし、皮膚そう痒症では、皮脂欠乏性湿疹や貨幣状湿疹などの続発性病変を生じることが多いので、掻破による続発性病変の痒みを伴う場合も一応本症に含めています。

■原 因
皮膚そう痒症の発症に関わる基礎疾患としては、慢性腎障害、肝障害、糖尿病、甲状腺機能障害などの全身疾患や、嗜好品(酒など)や薬剤などがあります。これらの原因が明らかな場合の治療原則は、基礎疾患の治療もしくは原因の除去となります。しかし、皮膚そう痒症の多くが発症に関わる基礎疾患や原因がない場合が多く、漢方治療の適応と考えています。皮膚そう痒症は高齢者に多く、皮膚が乾燥して皮膚の防御機能が低下することで僅かな刺激にも敏感になり、痒みを生じてくると考えられています。漢方でいう皮膚甲錯または皮膚姑燥の状態であり、血虚の皮膚症状ともいえます。

■標準治療
本症の標準治療は、保湿剤によるスキンケアとステロイド軟膏による外用療法ですが、痒みの強い人には抗ヒスタミン剤、眠れない人には精神安定剤などの内服薬も処方されます。このような標準治療では効果がないときには、漢方薬よって痒み体質改善を行います。特に老人性皮膚そう痒症は難治で、患者さんを悩ませることが多く、漢方薬を処方することで症状が改善して喜ばれています。

証と症状による漢方エキス剤処方例
1.実 証(体力がある)

<症状> <漢方エキス剤>
◆炎症
軽度
強い
かなり強
 
消風散+黄連解毒湯
消風散+白虎加人参湯
上記に桔梗石膏を併用
◆湿潤
軽度
ひどい
炎症あり

黄連解毒湯
越婢加朮湯
越婢加朮湯+消風散
◆苔癬化 十味敗毒湯
桂枝茯苓丸加薏苡仁湯の併用


2.虚 証(体力がない)

<症状> <漢方エキス剤>
◆乾燥肌
軽度
ひどい
 
四物湯
当帰飲子、温清飲
◆湿疹
軽度
痒み強い

当帰飲子+黄連解毒湯
温清飲+黄連解毒湯
◆その他
虚弱体質
ストレス

男性冷え
女性冷え

 

六味丸、人参湯
抑肝散、抑肝散加陳皮半夏
午車腎気丸
当帰四逆加呉茱萸生姜湯
加味逍遥散

2016-01-20 22:24:22

皮膚科漢方治療