HOME
サイトマップ
プライバシーポリシー

〒182-0002 東京都調布市仙川町1-8-1 サンモールTビル2階

調布市,仙川,皮膚科,アトピー,漢方治療,小児皮膚科,レーザー治療,【仙川皮フ科クリニック】

お知らせ医師のご紹介当院のご案内地図・交通案内初診の方へ症例治療の流れ

診療案内

モバイルサイト
トップページ»  診療案内»  一般皮膚科»  ペットから人への皮膚感染症

ペットから人への皮膚感染症

ペットから人への皮膚感染症

■白癬
イヌ、ネコから人に感染する白癬ではMicrosporum canisが最も多く検出されます。手足や顔に環状の紅斑として出現し、徐々に拡大してからだ全体に感染します。頭皮に感染した場合はカサカサとした脱毛斑として出現し、ひどくなるとジクジクしてきます。
治療の軽い場合は抗真菌薬の外用剤で治癒しますが、頭皮に感染した場合はイトラコナゾールや塩酸テルフェナビンの内服が2~3ヶ月必要となります。同時にペットの白癬の治療も必要となるので、獣医師に相談して下さい。

■ノミ刺症
ノミ刺症の原因はネコノミやイヌノミで、ネコノミによる皮疹のほうが症状はひどいようです。四肢、特に下腿にみられることが多く、蕁麻疹のような赤いブツブツが多数出現し、激しい痒みを伴い、水疱になることもよくあります。
治療は症状に応じて、抗アレルギー薬の内服とステロイド軟膏の外用行います。

■動物疥癬
イヌ疥癬はイヌセンコウヒビゼンダニ、ネコ疥癬はネコショウヒビゼンダニにより生じます。症状はペットと接触する前胸部や上腕内側に激しい痒みを伴う紅斑や丘疹が多発し、新旧の皮疹が混在します。動物疥癬の特徴は、
(a)疥癬トンネルがない
(b)患者さんの皮疹から虫体が証明されることは稀
(c)皮疹の好発部位はペットと接触するは体幹前面や前腕屈側
(d)ペットと接触してから症状発現までは数時間~1ヶ月である
治療は、罹患ペットとの接触を断てば無治療でも1~2週間で治癒します。痒みが激しいときは抗アレルギー薬の内服を行います。ペットが未治療で接触を避けられないときはクロタミトン含有軟膏を外用します。

■パスツレラ皮膚感染症
多くの哺乳類や鳥類の口腔内に常在する細菌(Pasteurella multocida)による感染症です。とりわけネコの保菌率は70~90%と高率です。人には常在しません。咬み傷や掻き傷により24~48時間以内に局所が化膿し、赤く腫れて蜂窩織炎となり、時に壊死性筋膜炎や化膿性骨髄炎になることもあります。糖尿病などの基礎疾患がある場合は危篤になる傾向があります。
治療はペニシリン系、セフェム系、テトラサイクリン系の抗生物質が有効です。筋膜炎や骨髄炎を生じた場合は外科的処置が必要になります。

■ネコ引搔き病
患者さんの90%はネコからの感染で、特に12ヶ月齢以下の子猫との接触が多いようです。起因菌はBartonella henselaeという細菌で、ネコに咬まれたり、引っ掻かれたりした傷に一致して(手や前腕が多いようです)、膿疱・結節・潰瘍が生じ、約2週間後に所属リンパ節が痛みを伴って腫れ、自壊して皮膚潰瘍になることがあります。全身症状を伴うこともあります。
治療はマクロライド系、テトラサイクリン系、ニューキノロン系などの抗生物質が有効です。

2016-01-21 21:29:19

一般皮膚科