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新しい真菌症(trichophyton tonsurans)

新しい真菌症(trichophyton tonsurans)

■Trichophyton tonsurans
2000年頃より国内の格闘技競技者(柔道部員やレスリング部員)の間で集団発生していた皮膚真菌症から分離同定された、新しい白癬菌です。最近では他のスポーツ選手や家族内、低年齢層への感染拡大が報告され、学校教育現場を中心として社会問題化しています。もともとTrichophyton tonsuransは中南米の頭部白癬の主要原因菌として知られていましたが、1960年代に米国で流行し、1990年代に欧州にも拡大し、その後欧米・韓国の格闘技競技者間で感染者が急増しました。日本へは格闘技競技者の遠征などで海外から持ち込まれ、今や全国的に流行していると考えられています。
【臨床症状】
頭部と体部(顔面~上半身)に主として感染し、痒みの程度は、強い痒みを訴える人から全く痒みを自覚しない人まで様々ありますが、症状の軽い人が多いので見逃されやすいようです。治療しなくても半年程で自然に症状は消失しますが、菌は毛疱内に寄生し続け、保菌者となって部員間や家族間での感染源となります。
頭部では、フケ状の白色鱗屑が付着するもの(脂漏型)、面疱様黒点を有する脱毛斑があるもの(BDR型)、強い炎症を伴う膿疱があるもの(ケルズス禿瘡型)に分類されます。体部では顔面、頚部、上半身などの露出部に単発あるいは多発する直径1~2cmのカサカサした紅斑が多く、時に環状なものや水疱・膿疱を伴うものもあります。
【診断と治療】
臨床症状と病変部のKOH直接検鏡や真菌培養による分離同定によって診断します。頭部白癬は各病型ともに抗真菌薬(イトラコナゾール、テルビナフィンなど)の飲み薬が原則として必要です。体部白癬には抗真菌薬の塗り薬が有効ですが、体部白癬を繰り返す症例では頭部白癬の合併や保菌者であることも多いので、状態に応じて飲み薬も必要です。
 

2016-01-21 21:30:11

一般皮膚科