HOME
サイトマップ
プライバシーポリシー

〒182-0002 東京都調布市仙川町1-8-1 サンモールTビル2階

調布市,仙川,皮膚科,アトピー,漢方治療,小児皮膚科,レーザー治療,【仙川皮フ科クリニック】

お知らせ医師のご紹介当院のご案内地図・交通案内初診の方へ症例治療の流れ

診療案内

モバイルサイト
トップページ»  診療案内»  小児皮膚科»  水痘と小児の帯状疱疹

水痘と小児の帯状疱疹

水痘と小児の帯状疱疹

■水痘(みずぼうそう)

1   症状と経過
VZVは麻疹に次ぐ感染力の強いウイルスで、飛沫感染し罹患者の約80%は5歳までに発症しています。潜伏期は平均15日で、軽い発熱とともに顔面・体幹を中心に小紅斑が多発し、紅斑は速やかに赤い小水疱となり、水疱は徐々に膿疱化し、通常5~7日でカサブタ化します。次々と皮疹が出現し、1~2週間の間にこの過程をたどるため、新旧の皮疹が混在するのが特徴です。
2 治 療
小児では一般に軽症であることが多いようですが、皮疹の拡大のみならず、発熱やかゆみの軽減につながるため積極的に抗ウイルス薬の内服薬を処方します。抗ウイルス薬の投与は発症早期(皮疹出現48時間以内)であれば特に有効性が高いようです。解熱薬としてアスピリンなどのサルチル酸製剤の投与はReye症候群の誘因とされ、避ける必要があります。
3 予 防
伝染力は水疱出現の数日前より水疱がカサブタ化するまであるので、学校保健法では第2種に分類されています。発疹のすべてがカサブタ化するまで出校停止とされています。家庭内で発症した場合は、約90%の確率で兄弟姉妹間に感染がみられます。
4 ワクチン
我が国では1987年より水痘ワクチンが導入されていますが、任意接種のためワクチン接種率は約20%にとどまり、アメリカの81%(2002年)に遠く及ばないようです。通常は生後12カ月以上の水痘罹患既往のない健常児が対象で、感染防御効果は約90%であると言われています。


■小児の帯状疱疹

1   原 因
帯状疱疹は高齢者に多く、強い痛みを伴った皮膚病ですが、最近は幼小児に発症する例をしばしば経験します。初感染は水痘として体内に侵入したVZVが神経に潜伏し、過労・ストレス・重症感染症などの誘因で再活性化した際に、潜伏していた神経支配域に皮疹を生じたものです。
2 症状と経過
からだの片側に軽い痛みやかゆみとともに、赤いブツブツや水疱が帯状に出現し、次第に膿疱化し、約2週間でカサブタ化します。炎症が強く、皮膚に糜爛や潰瘍を形成して傷跡になることもあります。
3 予 後
高齢者は帯状疱疹後神経痛を残すことが多いようですが、小児は神経痛が残ることは少ないようです。
4 治 療
軽症例では抗ウイルス薬の塗り薬でも治療可能ですが、やはり抗ウイルス薬の内服を処方します。痛みやかゆみを抑えたりするだけでなく、炎症の程度を軽減して皮疹の拡大や程度を軽くすることによって傷跡になることを防ぐ効果もあります。

2016-01-21 21:40:32

小児皮膚科