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砂かぶれ様皮膚炎と小児のかぶれ(接触性皮膚炎)

砂かぶれ様皮膚炎と小児のかぶれ(接触性皮膚炎)

◆砂かぶれ様皮膚炎(小児掌蹠丘疹性紅斑性皮膚炎)

症状   突然、手の平が真っ赤になり、さらに手指の側面にも丘疹ができて、非常に痒がります。揉み手をするように終始掻破している患児もいます。その赤さも、特に手指の末節に強く現れ、指の間まで赤くなることもあります。手だけでなく足にも同じような症状が出て、足の裏や外側が赤くなるという訴えを聞くこともあります。
その後、1~2週間するとカサカサと落屑し、細かい鱗屑を生じて荒れたような症状になります。足については「水虫になったのではないか」と来院される患者さんもいるくらい、足白癬の症状に非常によく似ています。
このような症状が2~3週間から、長い時は1ヶ月ぐらい続きます。そして、全身の後遺症も皮膚の後遺症も残すことなく、自然に治癒していくことが特徴です。
手足の症状が、まるで砂遊びをした後にかぶれたような状態なので「砂かぶれ様皮膚炎」とうい別名がついています。
年齢   発症年齢は1~4歳で、一番多いのが2歳前後の子です。
季節的には、初冬から春先に多く、夏になると減ってきます。
原因 不明だが、おそらくウイルス性疾患であろうといわれています。
治療 強いかゆみに対してかゆみ止めの飲み薬、手足の腫れや荒れに対してステロイド外用剤を処方するが、一時的な効果しかないようです。



◆小児のかぶれ(接触性皮膚炎)

■砂かぶれ
手足の皮がむけたり、赤くなったり、ブツブツができたりします。砂遊びの後に生じるものが典型的ですが、原因は砂に限定されるわけではありません。汗による異汗性湿疹(汗疱状湿疹)と混同されて使用されているケースも多いようです。足に生じた場合は、水虫との鑑別のために真菌検査(水虫の顕微鏡検査)をする必要があります。

■ズック皮膚炎
足の裏~足の指が少し赤くなり、乾燥してカサカサとなり、やがて亀裂ができます。ゴム靴や靴に侵入した砂などの刺激が原因と考えられ、靴下を履くように指示することで軽快することもよくあります。ズック靴皮膚炎などの足のかぶれと水虫とは見た目では区別できないので、真菌検査をする必要があります。

■よだれかぶれ
よだれとともに付着する食べ物による刺激、よだれを拭き取る際の摩擦刺激、拭き取ることによる皮膚の乾燥など、複数の要因が重なり、口の周りはもとより、頬などにも皮膚炎を生じます。よだれを拭くときは、皮膚に刺激の少ない綿のタオルをよく濡らして優しく拭き取ること、拭き取った後や食事の前後にはプロペトワセリンなどを塗り、皮膚を乾燥や外的刺激から保護することなどが予防になります。

■植物によるかぶれ
小児は日常生活で様々な植物と接触する機会が多く、植物が触れた部分をなぞるように線状に赤くなったり、水ぶくれができたりします。原因となる植物はウルシ、ハゼ、ギンナン、イラクサ、最近ではガーデニングブームの影響で、サクラソウ、キクなどの報告も増えています。ウルシ皮膚炎になった患児は、ウルシ科のマンゴー、カシューナッツ、ピスタチオにも症状がでることもあります。また、アロエ、キウイ、パイナップルなどの接触によって口の周りや手に生じる皮膚炎は、植物に含まれるシュウ酸カルシウムの針状結晶が皮膚に刺さるために生じます。

■医薬品によるかぶれ
消毒液による
消毒液はかぶれやすく、最近は、医療現場でも消毒液の皮膚への使用は減少傾向にあります。小児が転倒などで生じた擦過傷などは、水道水と市販の石鹸による洗浄で十分です。むやみに消毒液を使わないようにしたほうがよいと思います。

湿布薬による
湿布の成分にはインドメタシン、フルルビプロフェン、ケトプロフェン、フェルナビクなどですが、フェルナビクが比較的かぶれないようです。ケトプロフェンは湿布を貼った部位が日光に当たると皮膚炎を生じる、光接触性皮膚炎の報告が多いようです。露出部へのケトプロフェン湿布薬の使用は避けた方がよいと思います。

■おしゃれ用品によるかぶれ
おしゃれの低年齢化により、おしゃれ用品によるかぶれは多様化しています。これまで比較的よくみられていたズボンのボタン、眼鏡のフレーム、腕時計などに加え、ブレスレット、ネックレス、ピアス、指輪などの金属かぶれもみられます。ソックタッチやアイプチ、化粧品やマニキュアなどの原因も認められるようになりました。外来を訪れる子供たちをみていると、マニキュアをしている子や髪を染めている子も普通にみられるようになりました。中にはお化粧をしている子もいます。今後、おしゃれ用品によるかぶれは増え続ける傾向にあると思います。

2016-01-21 21:40:00

小児皮膚科